夜のバス停

夜を走るバスのように、心に寄り添う親密な言葉を探して

2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧

桜の季節に

桜の季節。本音を言うと、毎年春になるのが怖い。また私は抜け出せないまま、今年も季節だけ巡ってしまった。私と同じようなきもちでいる方へ、新しい季節があなたのもとにやさしく訪れますように。ぐりとぐらのおおきなふかふかカステラみたいな、しあわせ…

あの2人なら

2020年代のRJでもきっと本を開くはずそんな気がする列車に乗って開くのがケータイか 本かやっぱり大事なことなんだろうどちらが良い悪いではなくケータイどうし、本どうし、ということだからあれだけ会話が続く私にも覚えがある何を話しても受け止めてもらえ…

時間旅行を出来ない私は

片方だけが悪いなんてことないんだよなーいやこっちの話なんだけど謙虚に受けとめること二度と繰り返さないこと"勇気が出ない時もありそして僕は港にいる消えそうな綿雲の意味を考える遠くに旅立った君の証拠も徐々にぼやけ始めて目を閉じてゼロから百までや…

こんなときこそ

「馬鹿でかい規模の洪水が起きた時、俺はそれでも、水に流されないで、立ち尽くす一本の木になりたいんだよ」伊坂幸太郎さん「呼吸」よりずっと心に刻んでいるセリフこんな時だからこそ小さな違和感も丁寧に掬いあげることが大切