夜のバス停

夜を走るバスのように、心に寄り添う親密な言葉を探して

秋の便り

陽射しのなかにも

秋の気配


お山では紅葉が進みそうと

紅葉前線はひとつきかけて

麓まで降りていく


日が暮れるのも早くなった

気がついてないふりをしたかったけど


季節は巡る

確実に 着実に

冬の準備をはじめる


時間が経つほどに辛いのは

音信不通になることで空気を読むことを強要するような、

そんな傲慢な人だったのだと

事実として確定してしまうこと


バッサリ切られることなんかより

ずっとずっとずっとつらい

つまりそれくらい

バッサリ切られたということなんだけど